チェンジリング

観てきました。

ベンジャミン・バトンに次ぐ名作でした。

否、勝るとも劣らないと言ったほうがよいでしょう。

日本でいえば昭和初期のアメリカが舞台で、実際にあったことを
映画化した作品です。

当時のアメリカの警察権力の横暴さ恐ろしさ、そして汚職、
事件を解決する努力など全く垣間見られず、面倒な事件は
適当に辻褄合を合わせ解決したと見せかけ、どうだ、警察は
すごいだろうとばかりに・・・

普通の市民を一人の警部の考え一つで精神病院へ送致したり、
医師も警察の言いなり。

市長までも警察側。

警察を批判しようものなら、その場で精神病院送り。

身の毛がよだつような警察の対応に、かつての日本の軍国主義
時代を思い出しながら・・・観ました。

そんなとんでもない輩ばかりではなく、当時の世相に批判的な立場を
とる正しい判断のできる牧師や弁護士が、主人公を救い出し、世間に
訴え続ける姿に観る側としては安堵しました。

やがて市民運動まで発展し、裁判で警察本部長、警部が首になり、
市長が立候補を諦めることになって、世の中が正しく動いていくことを
暗黙のうちに想像させられました。

主人公が死ぬまで行方不明の息子を探し続けたというナレーションに
胸がつまりました。

※でも、警察の本質は今の時代も変わってはいないことも
 合わせて痛感しました。
 たとえばオタル警察署の市民への対応も然りですから。

こんなことを書くと、精神病院へ送られるかもしれませんね。
by zederauge | 2009-03-06 15:31