カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

小説とは

e0089155_20535116.jpg


予想以上に時間がかかって読了した重松清の「みぞれ」。

短編が11編の本書の中で、「望郷波止場」がよかった。

小説を小説として成り立たせる三要素、「リアリティ」「感動」「臨場感」。

この三つがきちんとそろっている短編だった。

小説を読んで涙することは近年滅多になかったけれど、この望郷波止場には
泣かされた。

流れるような読みやすい文体が、余計にそう思わせたのかもしれないが、
いずれにしても、紛れもなくヒット作と言える作品だった。

こんな作風のものを書いてみたいと、自分自身を奮い立たせるのに十分だった。
by zederauge | 2009-01-14 20:55