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連載小説

零細企業の出版社を辞めて8年余になる。

出版社といっても、そんなに本を出してなくて、自社のタウン誌
が主力商品の会社。

私にとっては古巣の場所。

先代の創業者社長が三年前に逝去される以前、頗る元気だった
ときに頼まれた原稿を三年四ヶ月書かせてもらって、39回目のとき、
クレームがついた。
「表現を変えろ」、「この部分は削除する」とメールが届き、それには
断固拒否の姿勢を伝えた。
にもかかわらず、本になったのを見たとき愕然とした。
一部削除、言い回しも変えられていた。

先代の社長なら、こんなことは絶対にしないだろうと、そのとき
思った。

そんなひどい仕打ちに、わたしは怒り心頭。
即刻、次回で書くことをやめると伝えた。

そして、やはり先代社長との約束であった10月号から連載小説が
始まった。昨日、3回目が掲載されている雑誌が届いた。

この連載だって、いつ書き直せと言われるかもしれない。


でも、読んでくれている友人の評価は概ねよい。
「面白いよ。作風が変わったね。齢のせいかな。次が楽しみ」と
言ってくれた人がいた。
男性だ。

女性の反応は極めて弱い。
読んだよ、とかだけ。
男性受けするのかもしれない。

今回は実験的な書き方をしている。
プロットは初めから立てず、毎月思いつくまま書いている。
終わり方も自分自身、全く予想できない。
これは面白いと、ひとりで思っている。

登場人物の幾人かは実在の友人たち。
だから人物描写も楽しいし楽に書ける。

楽しみながら書くのはしばらくぶり。
二年間の連載を存分に楽しみたい。
by zederauge | 2014-11-26 15:40