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夏の思い出

随分しばらくぶりのブログ更新です。

いろいろありまして・・・と言うか、やるべきことよりやらなくても
いいことのほうを優先していたようで、確たる理由もないまま
だらだらと時間を無駄にしていた気がしないでもない。

8月8日、両親の海洋散骨をしました。
ずっと遺骨を手元に置いておきたかったのだけど、長女が
早くどうにかしてくれと何度も言われ、やむを得ず、潮時なのかと
考えて、散骨をしました。

とてもお天気のよい日で、飛ぶように波しぶきを起こして白い航跡
を描いて疾走する船の上で、心地よい潮風に吹かれながら
目的の散骨場所へ。

粉骨化された、遺灰を船の縁から撒き、献花をし、船長が鐘を
鳴らし合掌。

その後、白く軌跡を残した遺灰と献花の花の周囲を円を描くように
一周。
遺灰の白と色とりどりの花がやはり円を描き快晴の空の下、海の青さ
とともに目に美しく、心が穏やかになった。

親不幸を心の中で詫びながら、これで安心してもらえるかなど、
考えた。

船長さんはとても良い人で、亡くなった時期など訊いてくれたり
青の洞窟まで案内してくれたり、ほんとうに事務的ではないことが
嬉しかった。

私自身も死んだら海洋散骨にしてもらいたいと、家族には伝えてある。
海の中でたゆたって、風に吹かれて、波に乗って、どこまで流れて行くのかは解らないけれど、それでいい。

何も残らなくてもいい。
命日だって、憶えてくれなくてもいい。

だって、
「亡くなった人のことを思い出したときがその人の命日だ」と
教えてくれた人がいる。
それで十分だ。

忘れてしまっても、それでいい。

今夏の最大かつ重要な案件である散骨ができて、よかった。
by zederauge | 2014-10-14 14:43