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ボランティアの方たちの今後は・・・


点訳のボランティアをしている方から、点字図書館が減らされる、

あるいはなくなると聞きました。

長い間点訳は手書き(点筆と点板を使用するとか、

手打ちの点字タイプライターを使用するとか)だったそうです。

つまり1冊ずつ手作りということです。

パソコン点訳は点訳ソフトを使用してデータを打ち込み、

e0089155_018998.jpg
(写真は海上保安庁のヘリです。本文とは全く関係ありません・笑)







それをフロッピーに保存しておきます。

点訳本の貸し出し要請が来たらそのフロッピーを使って製本をします
(それは点字図書館でやります)

つまりフロッピー1枚有れば同じ点字本を何冊でもすぐに作れるということです。

点字本は触読なので3回も読めば点が摩滅して判読困難になるそうです。

パソコンでの点訳は手書きに比べると速い、きれい、です。

そしてフロッピーを全国の点字図書館で共有することで

本1冊について一人の点訳者で済みます。

手書きだと、例えば話題の本は全国で複数の点訳者が

同じ本を複数点訳します。それでも待ち時間は信じられないほど長いはずです。

点字本が今までよりも豊富になるし又待ち時間短縮が出来るという事で

視覚障害者には良いことだとは思いますが・・・。

手書き本の量的な多さ(単行本1冊を手書き本にすると5,6冊になるとのこと)に

比べるとフロッピー1枚の薄さは場所を取りません。

つまり今までのように大量の点字本を管理常備しておく場所と

人は多くは必要ないということになります。

だからそのうち点字図書館の数が減らされるということだそうです。

でも、少し視線を変えて、視覚障害者の生活の部分に目を向けると

今はなんでも音声化が進んでいるので点字の必要性が生活の中で

どの程度なのかちょっと想像ができませんが、

でも全く必要が無いってことにはならないと思うのです。

一般の人が点字を勉強したいって思ったらどうすればいいのでしょうか?

通信教育はあるでしょうか?

そしてそれをどうやって実際に役立てるかという場面になったら?

点字図書館はあったほうがよいと思うのですが。

確かにパソコン点訳は、点字の読み書きが出来なくても可能です。

ディスプレー上では仮名表記(もちろん点字表記はできる)ができます。

それは点字本製作のためのボランティアを養成し易くしている。

それはよいことだけれど、本当にそれだけでよいのだろうか?

「視覚障害者自身から何も言って来ないんだから、

私たちがああだこうだと言うべきじゃないのよ」という人たちもいるそうです。

なるようにしかならないというか、なってしまえばそれなりに何とかなると

考えているのでしょうか。

点字の知識がないとわかりにくいでしょうが、考えさせられました。



by zederauge | 2005-10-07 00:23 | 日常